三井住友銀行は、顧客とのコミュニケーション手段として、ワークスモバイルジャパンの「LINE WORKS」の利用を開始した。支店に勤務する行員にLINE WORKSのアカウントを付与することで、行員のLINE WORKSと顧客のLINEとの間でコミュニケーションをとれるようにする。メガバンクによる顧客とのコミュニケーションを目的としたLINE WORKS導入は国内初という。ワークスモバイルジャパンが2020年12月25日に発表した。
三井住友銀行は、顧客とのコミュニケーション手段としてワークスモバイルジャパンのビジネスチャット/コミュニケーションサービス「LINE WORKS」(画面1)を導入した。
LINE WORKSは、LINEのビジネス版である。チャットやスタンプのほか、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートといったグループウェア機能を揃えている。LINE同様の使い勝手で利用できることから、ユーザーを教育することなく利用を開始できる。
同行は、支店に勤務する行員にLINE WORKSのアカウントを付与し、行員のLINE WORKSと顧客のLINEとの間でコミュニケーションをとれるようにした。

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従来は、主に対面、電話、メールなどの手段で顧客とコミュニケーションをとってきた。今後は、これらに加えてLINEを使ってコミュニケーションをとれるようにした。顧客が慣れているコミュニケーション手段を選択できるようにすることで、顧客の利便性を高めている。