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IIJ、VDIに必要なサーバー資源のサイジングを支援、情報収集ツール「SysTrack」を利用

2021年1月27日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2021年1月27日、VDI(デスクトップ仮想化基盤)システム導入前のサイジングを支援するアセスメントサービス「IIJ仮想デスクトップサービス/アセスメント」を発表した。エンドユーザーのクライアントPCに監視ツールをインストールして利用状況のデータを収集するという手法によって、必要なサーバーリソースを算出する。2021年1月29日から提供する。価格(税別)は、月額12万円で、100ユーザーまで利用できる。最低利用期間は1カ月。

 IIJ仮想デスクトップサービス/アセスメントは、VDI(デスクトップ仮想化基盤)システム導入前のサイジングを支援するアセスメントサービスである。エンドユーザーのクライアントPCに監視ツールをインストールして利用状況のデータを収集するという手法によって、必要なサーバーリソースを算出する。

図1:IIJ仮想デスクトップサービス/アセスメントの利用イメージ。レイクサイドソフトウェアの監視ツール「SysTrack Cloud Edition」を使ってVDI環境をサイジングする(出典:インターネットイニシアティブ)図1:IIJ仮想デスクトップサービス/アセスメントの利用イメージ。レイクサイドソフトウェアの監視ツール「SysTrack Cloud Edition」を使ってVDI環境をサイジングする(出典:インターネットイニシアティブ)
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 利用状況を収集するツールとして、レイクサイドソフトウェアの監視ツール「SysTrack Cloud Edition」を使う(図1)。エージェントソフトウェア(SysTrack Agent)を、エンドユーザーのクライアントPCにインストールするだけで、端末情報、システムリソースの利用状況、アプリケーションの利用状況、などを可視化したレポートを定期的に生成する。

 レポートでは、IIJのエンジニアの知見に基づいた推奨構成も提供する。これにより、必要にして十分な性能・台数の仮想サーバー環境を導入できるとしている。また、VDIに移行した後も、仮想デスクトップにSysTrack Agentをインストールすることで、ユーザーの操作性をユーザー体験スコアとして定量的に評価できる。仮想デスクトップのスペックを見直して、利用状態を改善できる。

 また、IIJが提供しているマネージド型のVDIサービス「IIJ仮想デスクトップサービス/Citrix Cloud for Windows Virtual Desktop」を試用できるサービス「IIJ仮想デスクトップサービス/トライアル」も用意した。ユーザー環境と閉域網で接続して利用できる。社内システムや特定アプリケーションが動作するかどうかを確認したり、使用感を確認したりできる。トライアル終了後には、そのまま本番環境として利用することもできる。価格(税別)は、月額45万円(10ユーザー、閉域接続、仮想デスクトップ汎用スペック時、Azure利用料を含む)。

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