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クオリティア、メール無害化サーバー「Active! zone」を強化、Office文書/PDF以外も無害化

ファイル無害化ソフトウェア「MetaDefender Core」と連携

2021年2月2日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

クオリティアは2021年2月2日、添付ファイルからマクロを除去するなどの手法によって電子メールを無害化するサーバーソフトウェア「Active! zone」を強化すると発表した。ファイル無害化ソフトウェア「MetaDefender Core」(OPSWAT JAPANが提供)との連携機能を2021年春からリリースする。これにより、Office文書やPDFだけでなく、その他のファイル形式を含めて、マクロを除去して無害化できるファイルの種類が増える。

 クオリティアのActive! zoneは、受信した電子メールを無害化するサーバーソフトウェアである。添付ファイルの削除、HTMLのプレーンテキスト化、Office文書/PDFファイルからのマクロの除去、添付ファイルの画像化、などの手法によって無害化する。電子メールの中継経路上にゲートウェイとして配置し、メールがゲートウエイを通過する際に無害化する。

 添付ファイルをメールから分離してダウンロードURLに変換する機能も持つ(画面1)。ユーザーは、格納ファイルを確認した後、「原本のまま」、「マクロを除去して」、「画像化して」、「PDF化して」など複数の方法でダウンロードできる。パスワードを入力することで、パスワード付きZIPファイルの復号もできる。個々のファイルについて、ファイル無害化に成功したかどうかもアイコンで分かる。

画面1:添付ファイルを再添付する運用方法とは別に、添付ファイルをメールから分離してActive! zoneのサーバーに保存し、Webブラウザ経由でダウンロードする運用ができる(出典:クオリティア)画面1:添付ファイルを再添付する運用方法とは別に、添付ファイルをメールから分離してActive! zoneのサーバーに保存し、Webブラウザ経由でダウンロードする運用ができる(出典:クオリティア)
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 2021年春には、ファイル無害化ソフトウェア「MetaDefender Core」との連携機能をリリースする。Active! zoneだけでもOffice文書やPDFについてはマクロを除去できるが、MetaDefender Coreと連携することで、これ以外のファイル形式についてもマクロやスクリプトを除去できる。OPSWAT JAPANによれば、100種類を超える一般的なファイル形式を無害化できるとしている。

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