Cogent Labsは2021年4月6日、クラウド型AI-OCRサービス「Tegaki」に低価格プラン「スタータープラン」を追加した。料金(税別)は、年額36万円(月額3万円)で36万円分のデータ化費用を含んでいる。1帳票あたり約20項目(20円)の場合、月間1500枚の帳票のOCR処理が行える。従来の「エントリープラン」は年額96万円(月額8万円)だった。
Cogent Labsの「Tegaki」は、クラウド型AI-OCR(光学文字認識)サービスである(関連記事:手書き帳票をAIで文字認識するクラウドサービス―Cogent Labsが提供)。ディープラーニング(深層学習)を活用した文字認識によって、手書き文字を含んだ帳票イメージをテキストデータ化する。Webブラウザ上の対話型アプリケーションを介して利用するか、またはWebサービス(Web API)型で利用できる。
今回、新プランとして、低価格の「スタータープラン」を用意した。これまでの低価格プラン「エントリープラン」が年額96万円(月額8万円)だったのに対して、「スタータープラン」は年額36万円(月額3万円)と、価格をエントリープランの2分の1未満に抑えている。
スタータープランは、OCR処理する帳票の枚数が少ないユーザー企業に向けて提供する。具体的には、1帳票あたり約20項目(20円)をOCRで読み取ると仮定すると、3万円で月間1500枚の帳票をOCR処理できる。これより多い枚数の帳票を読み取る場合は、上位プランを利用する。