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CTCSP、セキュアWebプロキシ「FortiProxy Secure Web Gateway」を販売開始

2021年4月8日(木)IT Leaders編集部

CTCエスピー(CTCSP)は2021年4月7日、Webアクセスを安全にするセキュアWebゲートウェイ機器「FortiProxy Secure Web Gateway」(開発元:米Fortinet)の取り扱いを開始した。ハードウェア一体型のアプライアンス製品および仮想アプライアンス形式のソフトウェアライセンスとして提供する。価格(税別)は360万円で、販売目標として3年間で2億5000万円を掲げる。

 CTCエスピー(CTCSP)の「FortiProxy Secure Web Gateway」は、Webアクセスを安全にするセキュアWebゲートウェイ機器である。ウイルス対策、迷惑メール対策、URLフィルタリング、IDS/IPS(不正侵入検知・防御)、アプリケーション制御、データ漏洩防止など、各種のWebプロキシ機能をパッケージ化している。ハードウェアアプライアンスは、セキュリティ処理専用のASIC(特定用途向け集積回路)を搭載している。

 FortiProxy Secure Web Gatewayは、UTM(統合脅威管理)機器「FortiGate」のWebプロキシ機能を切り出した製品にあたる。この上で、FortiGateが備えていない2つの新しいプロキシ機能を追加で搭載している。1つは、「AIによる画像のコンテンツ分析」で、ニューラルネットワークに基づく画像認識技術を使って、違法または不適切なコンテンツを検出する。もう1つは、動画のキャッシュ機能である。

 同製品は、対象となるユーザー数や利用環境によって、3種類のハードウェアアプライアンスと、6種類の仮想アプライアンスを用意している。トラフィックの増減に合わせて柔軟に運用できる。

 ウイルス対策、迷惑メール対策、URLフィルタリング、IDS/IPS(不正侵入検知・防御)の4つの機能については、米Fortinetの脅威インテリジェンス(脅威情報)を活用して詳細なセキュリティ機能を提供する「FortiGuardサブスクリプションサービス」を利用できる。

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