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セイコー、顔写真と一体化したQRコードで本人を認証する「QRMe」、成りすましを防止

2021年6月11日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セイコーソリューションズは2021年6月11日、大きな顔写真と一体化したQRコードを活用した本人認証サービス「QRMe(仮称)」を発表した。2021年秋以降の提供開始を予定している。顔写真から生成した署名データをQRコードに格納しているため、顔写真入りの身分証明書などに利用することで、顔写真の入れ替えによる成りすましを防止できる。

 QRMe(仮称)は、大きな顔写真と一体化したQRコードを活用した本人認証サービスである(図1)。簡単で確実な本人認証を実現できる。一般的な身分証明書のように写真と同一人物であるかどうかを目視で確認できることに加えて、写真が入れ替えられていないかどうかを電子的に確認できる。

図1:本人認証サービス「QRMe(仮称)」のイメージ。QRコードは、画面中央に顔写真を大きく配置するとともに、顔写真から生成した署名コードを周囲の額縁部分に格納している。顔写真の入れ替えによる成りすましができない(出典:セイコーソリューションズ)図1:本人認証サービス「QRMe(仮称)」のイメージ。QRコードは、画面中央に顔写真を大きく配置するとともに、顔写真から生成した署名コードを周囲の額縁部分に格納している。顔写真の入れ替えによる成りすましができない(出典:セイコーソリューションズ)
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 QRコードの中央に顔写真を大きく表示し、顔写真の周辺部(額縁部分)に顔写真(顔の特徴点)から生成したデジタル署名データを格納する仕組み。QRコード部に格納したデジタル署名データと顔写真を読み取り、これらを専用アプリケーションで照合することによって、顔写真を入れ替えてないかどうかを確認する。

 従来、顔写真を含む本人確認書類は、顔写真を入れ替えれば簡単に改竄が可能だった。ICカードにおいても、ICチップ自体の改竄は困難であるものの、カードの顔写真自体は改竄が可能だった。実際に、他人のIDカードを使って企業の重要エリアに不正入室する事例も報告されている。

 なお、QRMe(仮称)は、ID/パスワード不要の本人認証サービス「認証BANK QR Auth」(セイコーソリューションズが提供)において協働しているQRコード生成技術(神戸大学の森井昌克教授が研究)をベースとしている。

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