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不動産仲介のLIR、顧客情報の入力やタグ付けをRPAで自動化、月あたり60時間を削減

2021年9月27日(月)IT Leaders編集部

不動産仲介会社のリストインターナショナルリアルティ(LIR)は、RPAを導入し、1カ月あたり約60時間相当の業務を自動化した。RPAソフトウェア「オークファンロボ」を提供したオークファンが2021年9月24日に発表した。

 不動産仲介会社のリストインターナショナルリアルティ(LIR、本社:神奈川県横浜市)では、これまで顧客にメールで物件情報を送る際、200件程の顧客情報の入力や問い合わせ内容ごとのタグ付けを手作業で行っていた。この作業に、1カ月あたり約60時間を費やしていたという。

 この作業を自動化するため、オークファンのRPAソフトウェア「オークファンロボ」を導入した。RPAにより、査定報告書の作成業務、オーナー向け定期報告書の作成業務、顧客管理データのインポート作業、物件情報抽出作業などを自動化した。

 オークファンロボは、ITの専門知識を持たない実務担当者向けのRPAソフトウェアである。PC上の繰り返し作業をオークファンロボに設定して、業務を自動化する。また、データ入力/登録などの単純作業だけでなく、受発注業務や在庫管理業務など規則性のある作業、データ集計、報告書の作成作業など、各種の場面で活用できるとしている。導入後は約1カ月間、専属のコンサルタントが初期設定をサポートする。

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