[新製品・サービス]
IIJ、セキュアWebゲートウェイを強化、URLフィルタリングエンジンを選択可能に
2021年9月29日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2021年9月29日、「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」の機能強化を発表した。Webアクセスを安全にするWebプロキシゲートウエイ機能をクラウド型で提供する。今回の機能強化では、同年10月1日からURLフィルタリング機能のエンジンに「InterSafe WebFilter」を選択できるようにした。既存の「i-FILTER」との二者択一になる。
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インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」は、URLフィルタリングやウイルス対策といった、Webアクセスに必要なセキュリティ機能を提供するクラウド型Webプロキシサーバーである。
Webにアクセスする際の経路を、同サービスを利用するように設定することで、Webアクセスの危険性を低減させる(関連記事:IIJ、WebアクセスゲートウェイのURLフィルタリングを強化、ユーザー提供ログを活用)。
今回、悪性サイトへのWebアクセスを遮断するURLフィルタリング機能を強化した。URLフィルタリングのエンジンとして利用する製品として、新たにアルプスシステムインテグレーションの「InterSafe WebFilter Ver.9」を選択できるようにした(画面1、関連記事:ALSI、「InterSafe WebFilter」のSSL監査機能を強化、F5 SSL Orchestratorとの連携をサポート)。
これまでエンジンとして用いていたデジタルアーツの「i-FILTER Ver.10」との二者択一になる。ユーザーは、InterSafe WebFilterとi-FILTERのいずれかを選んで利用する(関連記事:デジタルアーツ、URLフィルタリング「i-FILTER」新版でSSL可視化を強化)。