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デージーネット、業務アプリケーションなどに顔認証を追加する「FaceAuth」を発表

2021年10月20日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

デージーネットは2021年10月20日、顔認証ログインソフトウェア「FaceAuth(フェイスオース)」を発表した。同年12月20日から提供する。業務アプリケーション/システムへのセキュアなログイン手段として、顔認証によるSSO(シングルサインオン)を導入できる。価格(税別)は50万円。

 デージーネットの「FaceAuth」は、業務システムなど各種システムへのログイン手段として、業務アプリケーション/システムへのセキュアなログイン手段として、顔認証によるSSO(シングルサインオン)を導入するためのソフトウェアである。WebシステムへのSSOを可能にするオープンソースの認証ソフトウェア「Keycloak」をベースに、認証方式として顔認証の仕組みを実装している(図1)。

図1:FaceAuthを使うことで、業務システムなどへのログイン手段として顔認証を容易に導入できる(出典:デージーネット)図1:FaceAuthを使うことで、業務システムなどへのログイン手段として顔認証を容易に導入できる(出典:デージーネット)
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 Keycloakに備わるSAMLやOpenID Connectによる連携機能により、各種の業務アプリケーション/システムで顔認証でのログインが可能になる。この連携機能は、各言語や環境に合わせて提供されているプログラムライブラリを利用して、システムに組み込むことができる。

 顔認証のライブラリに、カタリナの「FaceVu」を採用した。顔のパーツの特徴点を元に顔を照合する仕組みを持つ。FaceVuを採用した理由についてデージーネットは、顔認識の検出精度と認識精度、処理スピードの2つを挙げている。

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