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NTTテクノクロス、クラウド型電話サービス「RING x LINK」新版、自動応答でSMSを送信

2022年2月17日(木)IT Leaders編集部

NTTテクノクロスは2022年2月16日、クラウド型電話サービス「RING x LINK(リングリンク)」の新版を発表した。同年3月1日から販売する。スマートフォンで会社あての電話対応ができるサービスである。新版では、自動応答でSMSを送信できるようにした。さらに、利用中の固定電話番号発信がスマートフォンからできるオプション機能を追加した。

 NTTテクノクロスの「RING x LINK」は、会社あての電話を担当者に自動で転送するクラウド型の電話サービスである(図1)。入電(着信)時は、顧客の電話番号に応じて、事前に設定した担当者のスマートフォンやフィーチャーフォンに自動で電話を転送する。電話が転送されたスマートフォンでは、発信元の電話番号が表示されるので、通話開始前に顧客を認識できる。休憩や不在などの理由で、一時的に対応できない担当者への転送を回避し、別の担当者に着信先を切り替える機能もある。

図1:「RING x LINK(リングリンク)」による電話自動振り分けのイメージ(出典:NTTテクノクロス)図1:「RING x LINK(リングリンク)」による電話自動振り分けのイメージ(出典:NTTテクノクロス)
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 電話をかける際には、会社や部署の代表番号で発信する。スマートフォンやフィーチャーフォンの番号を通話相手(顧客)に知らせずに電話できる。会社支給のスマートフォンだけでなく、私物のスマートフォンや自宅の固定電話も使える。また、通話料を公私に分計できるので、BYOD運用時でも業務の通話だけを会社負担とすることが可能である。

 新版では、IVR(電話音声自動応答システム)機能を拡充し、自動応答でSMSを送信できるようにした。テキストメッセージで回答したり、WebサイトのURLを案内したりできるようになった。問い合わせ内容に対して迅速かつ正確な情報を提供できるようになることから、顧客満足度が向上する。業務の負担も減る。同機能は、2022年3月1日から標準で利用可能になる。

 新版ではまた、既存の固定電話番号を発信元として相手に通知しつつスマートフォンから発信できるオプション機能を追加した。既存の固定電話番号からの発信によって、顧客に安心感を与えるとともに、従業員のプライバシーを守る。

 価格(税別)は、初期費用が1万5000円(5ユーザー)からで、月額1万7900円(5ユーザー)から。

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