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改正電帳法準拠の文書管理を可能にする「FileBlogタイムスタンプソリューション」─鉄飛テクノロジーとアマノセキュア

2022年4月18日(月)神 幸葉(IT Leaders編集部)

鉄飛テクノロジーとアマノグループのアマノセキュアジャパンは2022年4月18日、「FileBlogタイムスタンプソリューション」を販売開始した。鉄飛テクノロジーのファイルサーバー検索・文書管理システム「FileBlog」とアマノセキュアジャパンの「アマノタイムスタンプサービス3161」を連携したもので、2022年1月施行の改正電子帳簿保存法に準拠した文書管理・運用を可能にする。

 鉄飛テクノロジーの「FileBlog」は、企業のファイルサーバーにインストールして使う文書管理・検索システム。フォルダ階層型で各種ファイルを分類・保管し、Windowsエクスプローラのような操作性で全文検索やファイル閲覧を可能にする。

 アマノセキュアジャパンの「アマノタイムスタンプサービス3161」は、同社の時刻配信・監査サービスから、改竄検知を可能にして電子データの信頼性を担保するタイムスタンプを付与するサービス。一般財団法人日本データ通信協会認定を受けている。

 今回販売される「FileBlogタイムスタンプソリューション」は、FileBlogにタイムスタンプ付与/一括検証機能を組み合わせたもの。専用のシステムやクラウドサービスを用いなくても、通常の文書管理の仕組みで、改正電子帳簿保存法の電子取引およびスキャナ保存要件を満たす運用が行える。

 ユーザーは、FileBlogに保存した国税関係書類のスキャン文書や電子取引データにタイムスタンプを付与することでその真正性を確保。また、検索要件として義務づけられた属性(取引年月日、取引先、取引金額)の入力とFileBlogの検索機能により可視性をもってファイルの管理が行える(図1)。

図1:検索画面例 (出典:アマノセキュアジャパン)
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 また、FileBlogの特徴であるフォルダ階層型の文書管理により、取引先別や案件別、年度別や月別などのフォルダを作成し管理する、紙文書でのファイリングに近いイメージで電子保存ができる。同時に「バックアップフォルダ」も自動作成され、属性とタイムスタンプ付与前のオリジナルファイルが読み取り専用で保存される(図2)。

図2:動作イメージ(出典:アマノセキュアジャパン)
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 プロセスの流れとして、まず、登録フォルダを作成して見積書、注文書、納品書、請求書などのPDFファイルをアップロードし、メニューから属性入力とタイムスタンプ付与を実行。すると、自動作成されるアーカイブフォルダに処理済みファイルが編集不可形式に変換されて移動。アーカイブに保存された処理済ファイルは、属性をキーワードに高速検索可能で、まとめてタイムスタンプ検証(一括検証)もできる。

 FileBlogタイムスタンプソリューションは、ユーザー数・文書数に応じた利用料金となっている。例として、小規模な10ユーザー・20万文書の構成で初年度年間36万9200円(税別)。料金には、FileBlogライセンスとタイムスタンプ機能など必要最小限のオプション、導入支援、タイムスタンプ関連利用料(1000スタンプ/月)が含まれる。次年度以降は16万9600円(税別)。

 両社は、中堅企業だけでなくサーバー構築やシステム管理スタッフが不在の中小企業も対象とし、2年間で250社への導入を目指すという。

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鉄飛テクノロジー / FileBlog / アマノセキュアジャパン / アマノタイムスタンプサービス / 電子帳簿保存法 / エンタープライズ検索 / 文書管理

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