NTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は2022年6月29日、「Integration Package for SAP Sales Cloud」を提供開始した。クラウドSFA(営業支援)アプリケーション「SAP Sales Cloud」の導入と、クラウドERPアプリケーション「SAP S/4HANA Cloud」のデータ連携を支援するサービスである。営業プロセスと基幹業務プロセスの連携を実現する。
NTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)の「Integration Package for SAP Sales Cloud」(以下、Integration Package)は、クラウドSFA(営業支援)アプリケーション「SAP Sales Cloud」の導入と、クラウドERPアプリケーション「SAP S/4HANA Cloud」とのデータ連携を支援するSIサービスである。
S/4HANA Cloudで管理している業務プロセスデータ(顧客や製品などのマスターデータや、受発注のトランザクションデータ)と、Sales Cloudで管理している営業活動に関するデータを連携させる。こうして、基幹業務プロセスと営業プロセスの連携を実現するとしている。
データ連携の仕組みとして、S/4HANAのアプリケーション開発プラットフォーム「SAP Business Technology Platform」の標準機能である「Integration Suite」を利用する。アプリケーションを同プラットフォーム上で開発し、これをS/4HANAとプロセス連携させる。
Integration Packageの導入期間は最短12週間から。初期導入費用(税込み)は1700万円から。なお、同サービスの利用には別途、Sales CloudとBusiness Technology Platformのライセンスが必要。Sales Cloud(5ユーザー)とBusiness Technology Platform(1テナント)の場合、月額30万円から利用可能である。