[事例ニュース]
東急電鉄、渋谷駅で防犯カメラ12台のAI画像解析による警備オペレーションの実証実験
2022年7月1日(金)IT Leaders編集部
東急セキュリティは、東急電鉄渋谷駅(東横線・田園都市線)において、AI画像解析による警備オペレーションの実証実験を2022年7月1日に開始する。線路内への侵入、ホームや階段での転倒、危険・破壊行為などへの早期検知を実証する。AI画像解析に、防犯カメラ映像から異常や予兆を検知するソフトウェア「icetana」(マクニカが提供)を活用する。
東急セキュリティは、東急電鉄渋谷駅(東横線・田園都市線)において、AI画像解析による警備オペレーションの実証実験を開始する(図1)。線路内への侵入、ホームや階段での転倒、危険・破壊行為などへの早期検知を実証する。AI画像解析の対象カメラは12台で、期間は2022年7月1日~7月29日を予定する。
図1:東急電鉄渋谷駅において、異常やその予兆をカメラ映像から発見する警備オペレーションの実証実験のイメージ(出典:東急セキュリティ、マクニカ)拡大画像表示
AI画像解析に、異常やその予兆を防犯カメラ映像から検知するソフトウェア「icetana」(マクニカが提供)を活用する。駅構内での乗客同士のトラブルや急病人・異常行動の予兆などを、画像解析技術で発見する。
「通常と異なる“違和感”」として検知した駅構内カメラの映像を、東急セキュリティ鉄道警備員が確認し、声がけや遺留物の確認といった迅速なオペレーションを実施できるを検証する。
実証実験の流れは、以下のとおりである。
- 東急電鉄渋谷駅構内(改札付近・コンコース・ホーム)に設置してある防犯カメラ(12台)を選定し、icetanaを接続して映像を取得する
- 取得した防犯カメラ映像をicetanaが約2週間かけて解析し、現地の環境をAIで学習する
- 映像内の異常やその予兆を「通常と異なる“違和感“」としてリアルタイムで検出する
- 異常時には“違和感”が検知結果監視用PCで検出されるので、東急セキュリティ鉄道警備員がオペレーションを実施する
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