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キヤノンITS、ファクスサーバー「ライトニングFAX」新版、送受信のための出社を不要に

保管先にSharePoint Onlineを利用可能

2022年7月15日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2022年7月15日、ファクスサーバーソフトウェア「ライトニングFAX」の新バージョン(Ver.6.02)を販売開始した。新版では、SharePoint Onlineのクラウドストレージを保管先として使えるようにした。リモートワーク環境でファクスの送信や受信・確認をしやすくする。価格(税別)は17万円から。

 キヤノンITソリューションズの「ライトニングFAX」は、ファクスサーバーソフトウェアである。ファクスの送受信や受信したファクス文書のデータ変換を行う。ファクス回線との接続は、ファクスモデムや複合機、外部のファクスサーバーサービスなどを利用する(関連記事ファクスをクラウド経由で送受信、キヤノンITSのファクスサーバーソフト「ライトニングFAX」新版)。

図1:FAXサーバーソフトウェア「ライトニングFAX」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 新版では、ファクスの保管先として、Microsoft SharePoint Onlineのクラウドストレージに対応した(図1)。届いたファクスをデータにしてクラウドストレージに格納したり、クラウドストレージ上のデータをファクスで送信したりできる。これにより、クラウドストレージにアクセス可能な環境であれば、リモートワークでもファクスを送受信しやすくなる。ファクス受信通知は、Microsoft 365 Exchange Onlineのメールから受け取れる。

 また、受信したファクスをデータにする際にTIFF形式で保存できるようにした。これにより例えば、同社のAI-OCRソフトウェア「CaptureBrain」と連携可能になる。ファクスで受信した手書き帳票をデータにして基幹システムに入力するといった作業を省力化する。

 バージョンアップの背景についてキヤノンITソリューションズは、「リモートワークが常態化する中で、取引先とのファクスの送受信のために出社しなければならないことが負担になっている。また、受信したファクスの内容を業務システムと連携させる際の時間や手間の効率化も課題になっている」と説明している。

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キヤノンITソリューションズ / ファクス / 文書管理

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