テクマトリックスは2022年8月22日、クラウド型ファイル無害化サービス「Votiro Cloud」(開発元:米Votiro Cybersec)を発表した。2022年9月末から販売する。これまではオンプレミス型のファイル無害化ソフトウェアを提供してきたが、新たにSaaS型のファイル無害化ソフトウェアを提供開始する。価格は、無害化処理を実施する年間ファイル総量で決定する。販売目標として、2023年8月末までに30社以上を掲げる。
テクマトリックスが販売する「Votiro Cloud」(開発元:米Votiro Cybersec)は、クラウド型のファイル無害化サービスである。これまではオンプレミス型のファイル無害化ソフトウェア「Votiro Disarmer API」を提供してきたが、新たにSaaS型のファイル無害化ソフトウェアとしてVotiro Cloudを提供する(図1)。
図1:ファイル無害化サービス「Votiro Cloud」の利用形態(出典:テクマトリックス)拡大画像表示
メールの添付ファイルやWebダウンロード、ファイル経由など各種の方法で企業内に入ってくる文書ファイルについて、マルウェアが含まれない形に無害化する。Web APIによるファイル連携が可能なほか、メールサーバーと連携するためのコネクタ機能なども提供する。
ファイル無害化の仕組みとして、WordやExcelといったファイル形式を判断し、これらを構成するうえで不要な要素を排除して再構成する。結果的に、マルウェアや不正なコードを含まない安全な文書ファイルを形成する。無害化できるファイル形式は、Microsoft Office、PDF、各種画像、各種アーカイブファイルなどである。
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