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日立社会情報サービス、PDF文書に「電子透かし」を埋め込むツールを販売

2022年9月13日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立社会情報サービスは2022年9月13日、PDF管理ツール「電子透かしソリューション」を販売開始した。PDF形式の電子文書内にデータ提供元とデータ提供先などの情報を電子透かしとして埋め込める。埋め込んだ電子透かしの情報を確認するツールもセットで提供する。ドットで情報を埋め込む地紋形式など、複数の表現方法で透かしを表示・印刷する。

 日立社会情報サービスの「電子透かしソリューション」は、PDF形式の電子文書内にデータ提供元とデータ提供先などの情報を電子透かしとして埋め込める。埋め込んだ電子透かしの情報を確認するツールもセットで提供する(画面1)。

図1:「電子透かし」の埋め込みイメージ(地紋を表示するパターン)(出典:日立社会情報サービス)
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 電子透かしの表現方法として3種類を用意する。1つ目は、背景にドットで情報を埋め込む「地紋透かし」で、画面表示または印刷イメージの背景にドットを描写する。2つ目は、PDF中にある画像イメージの濃淡を使って情報を埋め込む「画像透かし」で、新規に追加する画像や、PDF中にすでにある画像を利用する。3つ目は、文書の背景に任意の文字を挿入する「背景文字透かし」である。

 個々のPC上でスタンドアローンで動作するクライアント版と、PDF変換/検証機能をサーバー型で提供するサーバー版から選択できる。クライアント版の場合、PDF変換機能はOffice(Word/Excel/PowerPoint)のアドイン、PDF検証機能はAdobe Acrobatのプラグインとして動作する。サーバー版の場合、APIリクエストまたはコマンドラインツール経由でサーバーにリクエストを投げて変換/検証する。

 価格(税別)は、クライアント版の場合、PDF変換アプリケーションが月額400円、PDF検証アプリケーションが月額1200円、など。サーバーライセンス(1CPU8コアまで)の場合、PDF変換が月額8万円、PDF検証が月額2万4000円。

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