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A10ネットワークス、クラウド型セキュリティゲートウェイ「A10 Cloud Access Controller」を発表
2022年9月16日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
A10ネットワークスは2022年9月16日、クラウド型セキュリティゲートウェイ「A10 Cloud Access Controller」を発表した。同年10月1日から提供する。セキュリティゲートウェイ機器「A10 Thunder CFW」が備える機能のうち、クラウドサービスの利用やリモートアクセスに必要な機能をSaaSの形態で提供する。通信量に依存しない、クライアント単位でのサブスクリプションライセンスで利用できる。
A10ネットワークスの「A10 Cloud Access Controller」は、クラウド型のセキュリティゲートウェイである。同社のセキュリティゲートウェイ機器「A10 Thunder CFW」が備える機能のうち、クラウドサービスの利用やリモートアクセスに必要な機能をSaaS型で提供する。
利用したい機能に応じて複数のメニューを用意した。一部の機能に限定して導入可能なほか、機能を段階的に導入していける。オンプレミスのネットワーク環境を変更することなく、なおかつクライアントソフトウェアをインストールすることなく導入できる。また、通信量によるライセンス費用の変動がないため、導入が容易だとしている。
機能の1つが、セキュアWebゲートウェイ機能である。クラウドサービスやインターネットへのアクセスを制御する。SSL/TLS通信を仲介して検閲・可視化する。主なセキュリティ機能として、URLフィルタリング、アプリケーションの可視化・制御、マルウェアのスキャン、コンテンツの無害化などを提供する。また、通信経路をあて先ドメイン名で振り分ける機能も持つ。
リバースプロキシ機能によるリモートアクセス機能も備える。既存のID基盤と連携したアプリケーションの認証・許可によって、ゼロトラスト型のネットワークアクセスを実現する。