サイボウズは2022年10月31日、中堅・大規模組織向けグループウェアのパッケージ版新バージョン「サイボウズ Garoon 5.15」を販売開始した。新版では、予定調整から議事録管理までをGaroonで完結させるマルチレポートなどの機能強化を図った。
サイボウズの「サイボウズ Garoon」は、ユーザー数10人から数万人規模までの中堅・大規模組織に向いたグループウェアである。クラウド版、パッケージ版、LGWAN-ASP版を用意する。
高い拡張性を備え、数万人規模でも問題なく動作するとしている。細かいアクセス権の設定やアクセスログの取得など、大企業の組織構造に合わせた運用が可能である。システム管理者から各部門の担当者などに管理権限を委譲する運用に対応する(画面1)。
画面1:中堅・大規模組織向けグループウェア「サイボウズ Garoon」の画面(出典:サイボウズ)拡大画像表示
多言語(日本語、英語、簡体字、繁体字)/タイムゾーンに対応する。スケジュールのグループ表示で、メンバーのタイムゾーンと空き時間を確認でき、時差があるメンバーとのスケジュール調整やコミュニケーションもスムーズに行えるとしている。
パッケージ版の新バージョン「Garoon 5.15」では、利用頻度の高い「スケジュール・施設予約」やユーザーの利用意欲が高い「マルチレポート」の機能を強化した。具体的には、スケジュールの予定詳細画面からマルチレポートへの画面遷移を改善し、会議や打ち合わせ後の議事録の作成がスムーズに行えるようになった。マルチレポートの活用が進み、予定の調整から開催後の議事録管理までを、Garoonで完結できるようになる。
そのほかにも新しい機能を追加した。また、グループウェアを中心とした他システムとの連携を推進すべく、APIを拡充している。
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