ラックは2022年12月6日、クラウドセキュリティ支援サービス「SASEスターターサービス by Netskope」を提供開始した。「Netskope」をベースに、ネットワーク機能とセキュリティ機能を統合して提供するSASE(Secure Access Service Edge)の導入支援と管理者向けトレーニングをパッケージ化している。
ラックの「SASEスターターサービス by Netskope」は、ネットワーク機能とセキュリティ機能を統合して提供するSASE(Secure Access Service Edge)の導入支援と管理者向けトレーニングをパッケージ化したクラウドセキュリティ支援サービスである。
ベースのSASEサービスとして、Netskope Japanの「Netskope」を活用する。主要機能として、クラウドサービス制御のCASB(Cloud Access Security Broker)、SWG(セキュアWebゲートウェイ)、IaaS、オンプレミス環境へのセキュアなアクセスを確保するZTNA(Zero Trust Network Access)などを備えている。
ラックは、ユーザー環境をヒアリングし、制御ルールやポリシーなどを適切に設定する。導入後は管理者トレーニングを実施し、ユーザー側で持続的に運用が可能になるように支援する。2022年度下期には、ラック独自の脅威情報「JLIST」を今回のサービスに組み込み、防御機能を強化する予定。
「利用者がテレワーク環境でもオフィスでも、どこにいても都度認証して安全を確保するゼロトラスト型セキュリティ対策への期待が高まっている一方、こうした機能を提供するSASE製品の検討範囲は広く、導入検討から実装までに時間がかかってしまう」(同社)ことから、新サービスの提供に至った。
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