[市場動向]

デロイト トーマツ、INFINITY FORCEソリューションズからBPMコンサルティング事業を譲受

2023年1月10日(火)IT Leaders編集部

デロイト トーマツ グループは2023年1月5日、INFINITY FORCEソリューションズから業務プロセス管理(BPM)コンサルティング事業とSAP導入コンサルティング事業を譲り受けた。これらの事業をデロイト トーマツ リスクアドバイザリーが承継し、BPMやSAPの導入コンサルティングサービスの提供体制を強化する。

 デロイト トーマツ グループは、INFINITY FORCEソリューションズ(IF Sol、本社:神奈川県横浜市)から、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)コンサルティング事業とSAP導入コンサルティング事業を2023年1月5日付で譲り受けた。これらの事業をデロイト トーマツ リスクアドバイザリーが承継し、BPMやSAPの導入コンサルティングサービスの提供体制を強化する。

 BPMは、業務プロセスのPDCAサイクルを回して業務の成果を上げるアプローチである。プロセスを可視化するとともに、経営環境の変化、業務課題といったリスクに対して現場主導で改善・対策を迅速に行うための組織能力の向上を狙いとしている。IF Solは、デジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成研修やBPM方法論に基づくコンサルティング、SAP導入などにかかるシステム構築・運用支援などを請け負ってきた。

 デロイト トーマツは、クライアントのDX推進を、戦略策定から実行、保守・運用まで一貫して支援する体制を強化する方針を打ち出している。この方針の下、グループ共通のテクノロジー基盤の整備、IT人材の採用・育成、関連分野でのM&Aなどに重点的に投資する計画を進めている。今回のIF Solの事業承継も、こうした投資の一環である。

 デロイト トーマツ リスクアドバイザリーは今後、BPMツールの導入支援だけでなく、BPMの方法論に基づいて抽出した課題やリスクに対するアドバイザリーやSAP導入コンサルティングなどを拡充する。プロセスをモニタリング/分析するプロセスマイニング、内部統制/監査の高度化、非コア業務の外部化など、同社の専門性と組み合わせたサービスの提供の幅を広げる。合わせて、これらのサービスをより多くの企業に提供していくため、人材の採用と育成を拡大し、サービス支援体制を強化する。

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