SIベンダーのアンチパターン(本社:東京都港区)は2023年1月10日、SaaS開発支援サービス「SaaSus Platform」を発表した。アプリケーションをSaaS型で提供したいと考えている企業に向けて、SaaSの開発/運営に求められる機能群(マルチテナント、ユーザー認証、プラン・ロールに応じた認可など)を提供する。ベータ版公開の後、2022年12月24日より製品版を提供している。
SIベンダーのアンチパターンはSaaSの開発・運営を支援する「SaaSus Platform」を提供している。自社でSaaSを開発・運営したいと考えている企業に向けて、求められる機能群やノウハウを提供する(画面1)。
画面1:SaaS開発を支援するSaaS「SaaSus Platform」の画面(出典:アンチパターン) 「SaaSの開発/運営は難易度が高い。エンドユーザーに提供したいアプリケーション本体以外に、SaaSとして成り立たせるために必要な特有の要件がある。例えば、多くの契約企業を管理するマルチテナント機能、テナントにひもづくユーザー認証機能、プランや役割(ロール)に応じた認可機能などである」(同社)
アンチパターンは製品版の提供に先立ち、2022年7月30日にベータ版を公開し、100ユーザー超が利用した。並行して、これからSaaSの開発に着手予定ないしは既存サービスのSaaS化を検討するユーザーにヒアリングを実施。これらを通じて見えてきたSaaS開発の課題や要望などを反映して製品版をリリースした。
SaaSus Platformの主な機能は以下のとおり。
- マルチテナントSaaSの認証
- ユーザー管理
- テナント管理
- 役割(ロール)管理
- 料金プラン管理
- 決済代行サービス「Stripe」との連携機能
- TypeScript SDK版の公開
価格(税別)は、ノンサポートの「フリープラン」(SaaS利用ユーザー数5人まで)が無料。サポート付きの「スタンダードプラン」(同ユーザー数無制限)が月額10万円となっている。
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