アイ・ティ・アール(ITR)は2023年4月20日、売上高500億円以上の大企業におけるマイクロサービスの採用状況に関する調査結果を発表した。大企業の22%ですでにマイクロサービスが稼働しており、稼働準備中(23%)と合わせて半数弱(45%)がマイクロサービスを採用している。
アイ・ティ・アール(ITR)は、大企業におけるマイクロサービスの採用状況に関する調査結果を発表した。これによると、大企業の22%ですでにマイクロサービスが稼働しており、稼働準備中(23%)と合わせて半数弱(45%)がマイクロサービスを採用している(図1)。
図1:オンプレミスからクラウド移行時のマイクロサービスの検討・採用状況(出典:アイ・ティ・アール)拡大画像表示
「クラウドネイティブアプリケーションは、デジタルトランスフォーメーション(DX)や新規ビジネスに重要な役割を担っている。こうしたアプリケーションを構築する手法として、マイクロサービスを採用する企業が増えている。マイクロサービスを使うと、ビジネスアイデアの有効性の検証とブラッシュアップを、小さな単位で迅速に繰り返せる。また、小さな単位で先進技術をアプリケーションに組み込める」(ITR)
ITRは、マイクロサービスの価値を活用するため、適用範囲を既存の基幹系アプリケーションに拡大し、一部への適用から取り組みをスタートすることを推奨している。ITRは、「分散トランザクションマネージャー」と呼ぶ製品を採用することで、基幹系システムへのマイクロサービスの適用が加速すると予測している。
ITRは、分散トランザクションマネージャを「基幹系システムにおいて重要となるデータの一貫性を、マイクロサービスにおいても担保できるようにする製品技術」と説明。分散トランザクションマネージャをデータベースとアプリケーションの中間に配置することによって、マイクロサービス間のデータの一貫性の問題を解消可能だとしている。
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