KDDIエボルバは2023年7月18日、大規模言語モデル(LLM)を用いた対話型AI「KDDIエボルバAI-Chat」の実務利用を開始したと発表した。全社員2万7000人のうち約4800人を対象に、2023年7月に利用を開始した。社内ネットワーク上で利用可能であり、情報が外部に漏洩するリスクを回避しているという。
KDDIエボルバは、大規模言語モデル(LLM)を用いた対話型AI「KDDIエボルバAI-Chat」の実務利用を2023年7月に開始した。全社員2万7000人のうち約4800人を対象に、2023年7月に利用を開始した。社内ネットワーク上で利用可能であり、情報が外部に漏洩するリスクを回避しているという。
AI-Chatの用途は、文章校正・推敲、要約、英訳・和訳、データ整理、機密情報を含まない会議議事録の整理、デバッグを含むプログラミング・マクロの作成支援。これまで人的な工数が発生していた業務に活用することで、業務の効率化を図る。
さらに、LLMベースの生成AIへの理解を深めることも狙いである。期待どおりの回答を得るためのプロンプトの知見・ノウハウや、AIが生成する回答の精度を見極める力を養う。これにより、社内やBPO・コンタクトセンター事業におけるAIの効果的な活用アイデアを探る。
同社はまた、カスタマーサポート領域でも生成AIを活用する(図1)。KDDIのプロジェクトで、生成AIを活用した次世代コンタクトセンターを開発するプロジェクトに参加する。コンタクトセンターの業務プロセスを見直し、生産性や顧客体験を向上させるとしている。
図1:生成AIを活用した次世代コンタクトセンターの検討イメージ(出典:KDDIエボルバ)拡大画像表示
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