マネーフォワードは2023年8月4日、連結会計クラウドサービス「マネーフォワード クラウド連結会計」において、各社の勘定科目を連結会計用の統一科目(連結科目)に変換する機能をAIで強化したと発表した。勘定科目の表記言語を問わず、勘定科目に表記ゆれがあっても、連結会計用の統一科目を自動で提案する。これにより、連結会計処理時のデータの登録を効率化する。今回の機能強化には、米オープンエーアイ(OpenAI)のAIサービスを活用している。
マネーフォワードの「マネーフォワード クラウド連結会計」は、クラウド型連結会計ソフトウェアである。グループ各社のデータを収集・管理する作業を効率化し、経営状況をリアルタイムに可視化する。「マネーフォワード クラウド会計Plus」などの会計ソフトウェアからAPI経由で会計データを収集・登録できるほか、Excelファイルのインポートで財務諸表データの登録が可能である。
特徴は、グループ各社の勘定科目を、連結会計のための統一科目に変換してインポートすること。新規の勘定科目をハイライト表示し、変換先の統一科目をサジェスト表示する。ユーザーは、変換先を確認するだけでデータを登録可能である。連結精算表の画面では、連結会計のための統一科目別など各種の切り口でデータを確認できる。
画面1:各社の勘定科目を連結会計用の統一科目に変換する際に、AIを使って候補をサジェスト(提案)してくれるようになった(出典:マネーフォワード)拡大画像表示
今回、各社の勘定科目を連結会計用の統一科目に変換する機能をAIで強化した。グループ会社の利用言語(勘定科目の表記言語)を問わず、また、勘定科目に表記ゆれがあっても、連結会計用の統一科目の候補をサジェストしてくれる。今回の機能強化には、米オープンエーアイ(OpenAI)のAIサービスを活用している(画面1)。
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