オービックビジネスコンサルタント(OBC)は2023年9月13日、IBM iで稼働する基幹システムから電子請求書を配信するシステムをテンプレート化したと発表した。請求管理クラウドサービス「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」とIBM iの基幹システムを、ソルパックのデータ連携ミドルウェア「GoAnywhere」を用いて連携させている。
オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、IBM iで稼働する基幹システムから電子請求書を配信するシステムをテンプレート化した。請求管理クラウドサービス「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」とIBM iの基幹システムを、ソルパックのデータ連携ミドルウェア「GoAnywhere」を用いて連携させている(図1)。
図1:IBM i上の基幹システムから電子請求書を配信するシステムの構成(出典:オービックビジネスコンサルタント)拡大画像表示
奉行Edge 請求管理電子化クラウドは、販売管理システムが出力する請求書のデータを取り込んでPDF形式の電子請求書を作成し、取引先に送信するサービスである。取引先が指定するフォーマットで請求書を作成する機能も標準で備える。また、デジタルインボイス制度(日本版Peppol)に則ったデジタル請求書も発行可能である。
今回、IBM iの基幹システムと奉行Edge 請求管理電子化クラウドを,GoAnywhereでデータ連携させて、基幹システムが出力したPDF/CSV形式の請求データを利用して電子請求書を配信できるようにした。GoAnywhereはコンテナとして実装し、ユーザーのオンプレミス環境(Windows/Linux/IBM i)で運用する。
テンプレートを提供する理由を同社は次のように説明する。「インボイス制度や電子帳簿保存法の改正など、請求書の発行・管理に影響を与える制度改正が続いている。IBM iの基本機能だけで請求業務の変化に追従することは難しい。オフコンの運用では人材確保が難しく、自社開発で対応しようとすると多大なコストが必要になる」。
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