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NEC、エンドポイントセキュリティ「Tanium」で自社のIT資産25万台を保護

2023年10月26日(木)IT Leaders編集部

NECは、自社のエンドポイントセキュリティ対策として「Tanium」を国内外の拠点で導入し、全世界で約25万台のIT資産を一括管理している。脆弱性の把握にかかる時間を90%以上短縮し、現場の作業負荷を軽減したという。タニウムが2023年10月25日に発表した。

 NECは2019年、海外拠点のエンドポイントを統合的に管理する製品としてタニウムの「Tanium Cloud」を導入した。国内についてはタニウムの導入支援を活用、現場への説明会などを経て4カ月で22万台に展開した。現在は国内外のNECグループの全デバイス25万台を一元管理している。

 狙いは脆弱性の把握、IT資産管理の強化、パッチ適用の効率化などである。NECによると、以前はパッチ配信に約2週間をかけていたが、Taniumの導入によって4日~5日に短縮。パッチ適用のプロセスを見直したことで現場の工数は15分の1以下になったという。また、脆弱性の調査に24時間以上をかけていたが、現在は5分程度で社内全体の脆弱性を把握できるようになったという。非管理デバイスを検出し、管理下に置けるようになった。

 NECはTanium製品の外販を行っており、Taniumを基盤としたセキュリティサービスを提供している。自社グループでの導入経験を基にしたITコンサルティングに力を入れている(関連記事NEC、セキュリティパッチ運用支援「ActSecure」にWindows Feature Update配布オプション)。

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