イオン銀行(本社:東京都千代田区)は2023年11月29日、新システム基盤「共通アプリケーション基盤」を構築したと発表した。日立製作所のマイクロサービス型のシステムアーキテクチャを採用して、機能拡張を柔軟に行えるシステム構成の下、共通で利用できる機能を集約しリソース使用や保守作業の効率向上を図っている。
イオン銀行は、新たなシステム開発・実行基盤「共通アプリケーション基盤」を構築した。新システム基盤は、マイクロサービス型のシステムアーキテクチャを特徴としている。サービスを細かく分割して部品(マイクロサービス)化することで、操作性の改善や外部サービスとの連携など、機能拡張を柔軟に行えるシステム構成とした。そのうえで、リソース使用や保守作業の効率を改善するため、共通的に利用できる機能を集約している。
システム基盤には、日立製作所が提供するマイクロサービスフレームワークを採用した。日立は、グループ会社である米グローバルロジック(GlobalLogic)のマイクロサービス向けフレームワークを日本市場向けに整備・強化した「Hitachi Microservices Platform」と、国内の金融・公共分野などで適用実績があるフレームワーク「Justware」を用いて構築を支援した(図1、関連記事:日立、マイクロサービス向け開発基盤を製品化、GlobalLogicのフレームワークを日本向けに整備)。
図1:マイクロサービス開発基盤の適用イメージ(出典:日立製作所)拡大画像表示
マイクロサービス型のシステム基盤を構築したことで、開発の柔軟性やスピードが改善され、開発の短期化、開発コストの削減を図った。また、多様化する顧客ニーズに応えるための機能追加や、最新技術の導入が容易になったという。
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