総合建設コンサルタント会社のエイト日本技術開発(本社:東京都中野区)は、グループ全社の人事戦略の推進を支えるシステムを刷新した。SAPジャパンのクラウド型人事管理アプリケーション「SAP SuccessFactors」を導入し、2023年6月に稼働開始している。SAPジャパンが同年12月13日に発表した。
総合建設コンサルタント会社のエイト日本技術開発は、1400人の従業員を対象にした人事業務変革のフェーズ1として、コア人事領域(人事・組織管理、給与管理、勤怠管理)の統合・効率化を目指し、人事管理システムを刷新した。
ノムラシステムコーポレーションの導入支援の下、SAPジャパンのクラウド型人事管理アプリケーション「SAP SuccessFactors」(画面1)を採用し、新システムを構築し、2023年6月に稼働開始した。選定では人事管理機能に加えてタレントマネジメント機能を備えることなどを評価した。
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システム構築プロジェクトでは、SuccessFactorsの標準機能を活用してアドオン(機能拡張)の利用を抑え、ノムラシステムが提供するテンプレートを用いて短期間で完了したという。現在は人事業務変革のフェーズ2として、タレントマネジマントの主要機能モジュール(目標管理、報酬管理、後継者管理、採用管理、学習管理)を追加導入している(画面2)。
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エイト日本技術開発は、新システムの活用範囲を人材の獲得、育成、管理、エンゲージメントに広げ、グループ全社のワークスタイル変革に取り組む構えである。