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トヨタ自動車東日本、手書きの管理帳票を電子化、ダッシュボードで傾向分析

2024年2月26日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

トヨタ自動車東日本(本社:宮城県黒川郡)は、製造現場における管理帳票と管理データの分析業務を電子化した。シムトップスの帳票ツール「i-Reporter」とウイングアーク1stのデータ可視化ツール「MotionBoard」を導入して、帳票を手書きで作成する負荷の低減と共に、測定結果をグラフ化してダッシュボードで傾向分析を行えるようにした。ウイングアーク1stが2024年2月26日に発表した。

 トヨタ自動車東日本は、コンパクト車を中心とした自動車の企画開発・生産拠点である。組立や塗装など多くの工程があり、部位・工程ごとに満たすべき基準値の適合を数千種類の帳票で管理している。同社ではこれら管理帳票の多くを、紙による手書きで作成していて、かかる業務負荷が課題だった。

 また、自動車の製造では塗装段階で発色の差異がないように、センサーによって発色計測データを取得し、基準値との合否測定を行っている。ここでの測色結果のグラフ化や傾向分析を手作業で行っていたため、相当な時間がかかっていたという。

画面1:トヨタ自動車東日本が導入して運営しているダッシュボード画面。工程内における各部門の工数を可視化している(出典:ウイングアーク1st)
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 そこで、紙による手書きの運用を改善し、作業を効率化するため、製造工程で使う管理帳票を電子化した。シムトップスの帳票ツール「i-Reporter」とウイングアーク1stのデータ可視化ツール「MotionBoard」を導入して、帳票を手書きで作成する負荷を減らすとともに、測定結果のグラフ化や傾向分析をツールで行えるようにした(画面1)。

 i-Reporterの利用では、タブレットを用いたデータ入力や測定器とのBluetoothデータ連携を用いて、管理帳票へのデータ入力効率を高めた。加えて、MotionBoardとの連携により、グラフの描画やデータの異常傾向の表示までを自動化した。

 同社ではMotionBoardを、生産計画だけでなく実績管理でも利用している。基幹システムや生産設備のデータを連携させ、紙で掲示してきた情報を現場に配置した大型ディスプレイに投影している。このほか、出勤簿のデータをMotionBoardと連携させて、残業や有休休暇取得率、プリンタの印刷枚数など、Excelで管理していた情報を可視化した。

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