オプテージは2024年3月5日、セキュリティアセスメントサービス「クイックアセス」を提供開始した。KDDIデジタルセキュリティが開発したアセスメントサービスで、中堅企業向けに提供する。チェックリストとヒアリングにより、企業が抱えるセキュリティリスクを可視化し、最短2週間で診断結果を提供する。価格は要問い合わせ。
オプテージが提供を開始した「クイックアセス」は、KDDIデジタルセキュリティが開発した中堅企業向けのセキュリティアセスメントサービスである。一般的なアセスメントと比べて少ない設問数で短期間にセキュリティレベルを可視化できること、なすべき組織・人・技術面のセキュリティ対策の実施状況を網羅的に診断できることを特徴に挙げている。
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ユーザーが約60問・選択式のチェックシートに記入した後、セキュリティ専門家が1~2時間程度のヒアリングを行い、潜在的な課題を引き出す。チェックシートとヒアリング内容からセキュリティの課題とリスクを抽出・分析し、診断レポートでセキュリティレベルを可視化する(図1)。
診断レポートでは、リスクを4段階で評価して、カテゴリーごとにレーダーチャートで表示し、対策の優先度を分かりやすくしている。また、過去にクイックアセスを利用した他社と比較して、自社のセキュリティレベルがどこに位置するかも分かるという。レポートの提供時には専門家が内容をユーザーに説明しながら、有効なセキュリティ対策を提案する。