[事例ニュース]

DMM.com証券、口座開設時の本人確認にマイナンバーカードによる公的個人認証を採用

2024年5月22日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

DMM.com証券(本社:東京都中央区)は、FX取引(店頭外国為替証拠金取引)口座開設時の本人確認手段として、券面撮影方式だけでなく、マイナンバーカードによる公的個人認証サービス(JPKI)を使えるようにした。申請から最短30分で口座を開設できるようになったとしている。システム開発を支援したシンプレクスと、本人確認サービスを提供したサイバートラストが、2024年5月21日に発表した。

 DMM.com証券は、FX取引(店頭外国為替証拠金取引)口座開設時の本人確認手段として、券面撮影方式だけでなく、マイナンバーカードを使った「公的個人認証サービス」を使えるようにした。これにより、申請から最短30分で口座を開設できるようになったとしている。

 公的個人認証サービスでは、マイナンバーカードのICチップに含まれる署名用電子証明書を読み取って、基本4情報(氏名、住所、生年月日、性別)を取得する。これにより、申請書類の不備による手続きの遅延を防ぐ。

 2024年現在、公的個人認証は券面撮影方式ほどには普及していないが、感度の高い事業者が積極的に導入を進めている状況だという。公的個人認証サービスを運営する地方公共団体情報システム機構(J-LIS)では、J-LISが電子証明書の失効情報を提供している事業者(公的個人認証サービスを利用する事業者)を公開している。

 DMM.com 証券は、公的個人認証サービスを利用するためのシステム要素として、サイバートラストの「iTrust 本人確認サービス」(関連記事1)と、スマホアプリからマイナンバーカードのICチップを読み取るためのライブラリ「iTrust 本人確認サービス eKYC ライブラリ」(関連記事2)を使っている。DMM FXスマホアプリの口座開設機能にライブラリを組み込んでおり、従来の本人確認方式とマイナンバーカードのICチップ読み取り方式のいずれかを利用者が選択できるようにしている。

関連キーワード

DMM.com / 公的個人認証サービス / シンプレクス / サイバートラスト / 証券 / 金融

関連記事

トピックス

[Sponsored]

DMM.com証券、口座開設時の本人確認にマイナンバーカードによる公的個人認証を採用DMM.com証券(本社:東京都中央区)は、FX取引(店頭外国為替証拠金取引)口座開設時の本人確認手段として、券面撮影方式だけでなく、マイナンバーカードによる公的個人認証サービス(JPKI)を使えるようにした。申請から最短30分で口座を開設できるようになったとしている。システム開発を支援したシンプレクスと、本人確認サービスを提供したサイバートラストが、2024年5月21日に発表した。

PAGE TOP