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NTTPC、統合ネットワークサービス「Prime ConnectONE」を販売開始、1Gbps回線やプロキシ/DNSなど

2024年8月1日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTPCコミュニケーションズは2024年7月31日、企業向け統合ネットワークサービス「Prime ConnectONE」のサービスとして、Webセキュリティゲートウェイ(プロキシ)、DNS、ネットワーク回線(ベストエフォート1Gbps)などを販売開始した。今後のロードマップとして、同年10月以降に提供する機能を公開した。

 NTTPCコミュニケーションズの「Prime ConnectONE」は、企業向け統合ネットワークサービスである。コンセプトにAIOpsを掲げて、ネットワークとセキュリティの運用をAIで効率化・自動化することに注力している(関連記事NTTPC、AIOpsに注力した統合ネットワークサービス「Prime ConnectONE」を発表)。

 今回、Prime ConnectONEのサービス群として、Webセキュリティゲートウェイ(プロキシ)、DNS、ネットワーク回線(ベストエフォート1Gbps)などの販売を開始した。サービスメニューと料金(税別)は表1のとおり。

表1:「Prime ConnectONE」のサービスメニュー。クラウドプロキシSプランはユーザー自身がダッシュボードで設定、同PプランはNTTPCが設定を代行する(出典:NTTPCコミュニケーションズ)
サービス プラン 月額料金 初期料金 契約単位
ネットワーク ベストエフォート(1Gbps)プラン 1万6800円 3万5000円 1拠点あたり
セキュリティ ウェブセキュリティ(DNS)プラン 500円 無料 1IDあたり
ウェブセキュリティ(クラウドプロキシS)プラン 800円
ウェブセキュリティ(クラウドプロキシP)プラン 1100円
業務アシスト 請求書おまとめプラン 基本料金3万円 無料 1社あたり(詳細は要問い合わせ)

 今後のロードマップとして、2024年10月、12月、2025年の3回にわたって機能を拡充する。2025年の段階では、ネットワーク機器の故障を検知して機器を自動で手配する機能や、セキュリティ面で問題のある端末を隔離する機能などを提供する(図1)。

図1:「Prime ConnectONE」のサービス提供ロードマップ(出典:NTTPCコミュニケーションズ)
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 ネットワークサービスの特徴の1つは、インターネットブレイクアウトの設定が容易なこと。インターネットブレイクアウトとは、通常はセンター拠点を経由してインターネットにアクセスし、Microsoft 365などの特定のあて先については各拠点から直接インターネットに接続するといった運用を指す。通信のボトルネックが発生しないメリットがある。

 セキュリティサービスで提供するDNSサーバーは、ホスト名のIPアドレスを調べる問い合わせを受けた際に、当該のサイトが危険なものだった場合、そのIPアドレスを示さないことで危険サイトへのアクセスを防止する。また、クラウドプロキシのサービスは、危険なURLへのアクセスを防止するほか、通信が安全なものであるかを監視する。

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