日立システムズエンジニアリングサービス(HISYS-ES)は2024年8月2日、IT運用自動化SIサービス「OX1(オックスワン)」を提供開始した。ユーザー企業における現状のIT運用手順を最適化・標準化し、それをシステムにして自動化する。人材不足や属人化などの課題解決を支援する。販売目標は2028年度までに700社以上。
日立システムズエンジニアリングサービス(HISYS-ES)の「OX1(オックスワン)」は、IT運用を自動化するSIサービスである。ユーザー企業における現状のIT運用手順を最適化・標準化し、それをシステム(ソフトウェア)にして自動化する。人材不足や属人化などの課題解決を支援する(図1)。
図1:IT運用自動化サービス「OX1」の概要(出典:日立システムズエンジニアリングサービス)拡大画像表示
一般的なIT運用サービスは、運用手順書の通りにエンジニアが対応する。これに対し、OX1は、運用手順を可視化してタスクを定義し、作業を自動化すると共に運用手順のワークフローを制御する。ヒューマンエラーの発生を減らすための独自機能を合わせて提供する。サービスのポイントとして以下を挙げている。
- 最適化:運用状況をアセスメントして現行の業務を可視化し、リスクを洗い出す。そのうえで課題解決の方針や対策を定める
- 標準化:最適化の結果に従い、現行の手順書の内容をテンプレートに沿ってタスクとして定義する
- 運用のソフトウェア化:標準化で定義したタスクのうち、ソフトウェアで実現できる作業を自動化する
販売目標は2028年度までに700社以上。同社は今後、問い合わせや作業依頼など24時間受け付けるポータルサイトを提供する予定である。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



