TOKIUMは2024年8月28日、請求書受領/データ化クラウドサービス「TOKIUMインボイス」の機能強化を行ったと発表した。請求書詳細画面を刷新し、請求書の確認や編集作業をより直感的に行えるようにした。スクロールせずに多くの情報を閲覧できるようになったほか、別ウィンドウでの表示や支払情報や承認状況の表示などが可能になった。
TOKIUMの「TOKIUMインボイス」は、請求書受領/データ化クラウドサービスである。紙やメール添付PDFなど各種形式で届く請求書をユーザーに代わって受領し、OCR(光学文字認識)とオペレーター操作を組み合わせてデータ化し、クラウドに登録する(関連記事:富士フイルムBI、請求書受領/データ化ツール「TOKIUMインボイス」を販売)。
ユーザーは、クラウド上で請求書の仕訳・申請・承認作業を行える。請求書・領収書だけでなく、契約書・納品書・見積書など各種の国税関係書類を電子帳簿保存法に準拠して保管する。原本はTOKIUMが倉庫に10年間保管するため、ユーザー側の管理の手間がなくなる。請求書データは、会計ソフトウェアのデータ取り込みフォーマットに合わせ、CSVファイルとして出力できる。
今回、TOKIUMインボイスの請求書詳細画面を刷新し、請求書の確認や編集作業をより直感的に行えるようにした。請求書の画像と編集領域を拡大したことで、スクロールせずに多くの情報を閲覧できるようになった(画面1)。
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請求書画像を別ウィンドウで表示できるようにした。請求書画像を表示しながら支払情報や明細などの入力作業を行える(画面2)。
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請求書詳細画面に取引先名、支払金額、承認状況といった重要な情報を大きく表示するようにした。請求書の支払情報や承認状況が把握しやすくなったこkとで承認が滞ることによる支払遅延のリスクが減るとしている(画面3)。
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請求書に関連する注文書や納品書などの国税関係書類の表示領域を拡大し、複数の書類を一覧で閲覧できるようにした。必要な書類にアクセスしやすくなった(画面4)。
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