[新製品・サービス]
富士フイルムBI、請求書受領/データ化ツール「TOKIUMインボイス」を販売
2023年2月28日(火)IT Leaders編集部
富士フイルムビジネスイノベーションは2023年2月27日、TOKIUMの請求書受領/データ化クラウドサービス「TOKIUMインボイス」を販売開始した。紙やPDFなど各種形式で届く請求書をOCRでデータ化してクラウドに登録する。ユーザーは、クラウド上で請求書の仕訳・申請・承認作業を行える。請求書の原本はTOKIUMが保管し、ユーザーによる管理の手間がなくなる。価格は個別見積もりで月額6万円程度から。
富士フイルムビジネスイノベーションが販売を開始した「TOKIUMインボイス」は、TOKIUMが開発・提供する請求書受領/データ化クラウドサービスである。紙やメール添付PDFなど各種形式で届く請求書をユーザーに代わって受領、OCR(光学文字認識)とオペレーター操作でデータ化してクラウドに登録する(図1)。
図1:「TOKIMインボイス」の概要(出典:富士フイルムビジネスイノベーション)拡大画像表示
ユーザーは、クラウド上で請求書の仕訳・申請・承認作業を行える。請求書・領収書だけでなく、契約書・納品書・見積書など各種の国税関係書類を電子帳簿保存法に準拠して保管する。自社での作業が面倒な検索項目の入力も自動で入力する。原本はTOKIUMが倉庫に10年間保管するため、ユーザーによる管理の手間がなくなる。
各種紙文書のデータ化では、OCRスキャンによる電子化とオペレーターによるデータ化操作を併用して精度を高めている。その際、1人目のオペレーターと2人目のオペレーターがそれぞれ入力したデータが完全一致する場合に限ってデータ化するという運用を行う。
ユーザーは、クラウド上に登録された請求書データを任意のタイミングで入手できる。使用している会計ソフトウェアのデータ取り込みフォーマットに合わせてCSVファイルを出力でき、CSVを修正することなく会計ソフトウェアにインポート可能である。
2023年10月施行のインボイス制度(適格請求書等保存方式)や、2023年末の改正電子帳簿保存法の猶予期間終了が迫っていることを受けてTOKIUMインボイスを販売する。請求書の受け取りにおいても、法改正に対応することが急務で、これらの法改正対応を合わせて支援する。
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