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サーバー室などへの侵入をWebカメラ映像で検知する「エッジAI・防犯サービス」─シーエスコミュニケーション

2024年9月10日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

シーエスコミュニケーションは2024年9月9日、SIサービス「エッジAI・防犯サービス」を提供開始した。立入禁止区域やサーバールームへの人の侵入をカメラ映像から検知するシステムを構築する。AI搭載の防犯用カメラを用意することなく、一般的なWebカメラで取得した映像をサーバー側で解析する仕組みをとる。

 シーエスコミュニケーションの「エッジAI・防犯サービス」は、カメラ映像解析による防犯システムを構築するSIサービスである。立入禁止区域やサーバールームへの人の侵入をカメラ映像から検知するシステムを構築する。監視員による監視を代替する(画面1)。

画面1:カメラ映像から人物を検知する「エッジAI・防犯サービス」の画面(出典:シーエスコミュニケーション)

 AI映像処理により、人体を最短0.2秒で検知する。検知したタイミングでアラートを発信することで盗難・侵入などの犯罪を未然に防ぐとしている。また、撮影したデータをサーバーに保存することで事後分析が可能である。

 特徴は、AI機能を搭載した防犯用AIカメラが不要なこと。一般的なWebカメラで取得した映像をサーバー側で解析する仕組みをとる。ネットワーク上のAI映像処理用サーバーが、複数台のカメラ映像をまとめて処理する(図1)。

図1:一般的なWebカメラとサーバーで成り立つ「エッジAI・防犯サービス」のシステム構成(出典:シーエスコミュニケーション)

 これに対し、防犯用AIカメラの場合、カメラ単体で対象物を検知・認識・分析できる一方でカメラ自体が高価である。また、どのようなものを検知・認識し、どう分析するかを1台1台のカメラに指示する必要があり、人件費も高くつく。

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映像解析 / 物理セキュリティ / 防犯 / Webカメラ

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