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ChatGPT/RAGシステム「ChatSense」がBoxと連携─ナレッジセンス

OneDrive/SharePointに加えて社内データの格納先に設定可能

2024年9月17日(火)IT Leaders編集部

ナレッジセンスは2024年9月13日、生成AI/ChatGPTサービス「ChatSense」において、RAG(検索拡張生成)で参照する社内データとして、クラウドストレージ「Box」との連携をサポートした。OneDrive/SharePoint Onlineとの連携に加えて、Boxを活用できるようになった。これらに格納された文書ファイルが更新されると、ChatSenseが回答するためのナレッジも更新され、常に最新の社内データに基づいた回答を実現する。

 ナレッジセンスの「ChatSense(チャットセンス)」(画面1)は、法人向けにChatGPTの利用環境をチューニングした生成AIサービスである。プロンプトを社内で共有する機能やメンバーの一括管理機能などの独自機能を備える。カスタマイズが可能な「エンタープライズプラン」と「スタンダードプラン」、無料の「スタータープラン」(GPT-3.5に限定、月間利用制限30回)などを用意している。

画面1:ChatSenseのChatGPT画面の例(出典:ナレッジセンス)
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 オプションで、社内文書の内容をナレッジにして回答を生成するRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)に対応する。ChatSense独自の仕組みとして、クラウドの「OneDrive」や「SharePoint Online」の文書ファイル(Word、Excel、PDF、テキスト、CSVデータベース、WebページURLなど)を参照対象の文書に指定すると、その後は文書ファイルが更新されるたびにChatSenseがRAGとして回答するためのナレッジベースも自動で更新される。これにより、常に最新のデータを反映した回答が可能になる関連記事企業向けChatGPT/RAGシステム「ChatSense」がOneDrive/SharePointと連携─ナレッジセンス)。

 今回、RAGとして参照する格納先ストレージの選択肢に、クラウドストレージ/文書管理サービスの「Box」が加わった。

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ナレッジセンス / 生成AI / ChatGPT / RAG / Box / クラウドストレージ / ナレッジマネジメント

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