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中堅中小向けクラウドERP「GROW with SAP」を短期・固定価格で導入するSI

三井情報はサービス・商社・卸売業向けに期間8カ月、費用1.2億円で提供

2024年9月30日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SAPジャパンは2024年9月30日、中堅・中小企業向けクラウドERP「GROW with SAP」を短期・固定価格で導入可能なパッケージ/SIサービスを開始したと発表した。SAPのパートナー各社が対象業種、導入期間、導入費用を示して販売する。例として三井情報(MKI)は、サービス・商社・卸売業に向けて導入期間8カ月、導入費用1億2000万円で提供する。

 SAPジャパンの「GROW with SAP」は、クラウドERPの「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」を中核とした、中堅・中小企業向けのパッケージ/SIサービスである。業務を標準に合わせるための方法論と各種ツールを提供する(関連記事中堅・中小企業向けクラウドERP「GROW with SAP」、導入移行の方法論や業界別ベストプラクティスを提供)。

 今回、GROW with SAPを短期・固定価格で導入可能なSIサービスを提供する。SAPのパートナー各社が、対象業種、導入期間、導入費用(ERPのライセンスを除く)を示して販売する。ユーザー企業は、実現範囲を正確に理解・合意したうえで導入プロジェクトを始められる。追加費用の発生も抑えられ、低リスクでクラウドERPを導入可能である。

 同SIサービスを提供するパートナーは6社(アイ・ピー・エス、Anfini、NTTデータ グローバルソリューションズ、DTS、日立システムズ、三井情報)で、順次提供を開始する。例として三井情報(MKI)は、2024年10月からサービス・商社・卸売業に向けて導入期間8カ月、導入費用1億2000万円で提供する。

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