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リコージャパン、20ユーザーから導入可能なクラウドセキュリティ「HENNGE One for RICOH」を販売

2024年10月25日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

リコージャパンは2024年10月25日、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One for RICOH」を販売開始した。「HENNGE One」を小規模(最小構成は20人)な環境で利用可能である。リコージャパンが初期設定を代行する構築支援メニューや運用代行サービスを用意している。

 リコージャパンの「HENNGE One for RICOH」は、クラウドサービスを安全に利用するためのセキュリティサービスである。HENNGEの「HENNGE One」(個々の機能ごとのエディションの場合、最小構成200ユーザー)を、最小構成20ユーザーの小規模な環境でも利用できるようにした。シングルサインオン(SSO)、アクセス制御、クラウドメールに対するPPAP/誤送信対策などの機能を提供する(図1)。

図1:クラウドセキュリティサービス「HENNGE One for RICOH」の概要(出典:リコージャパン)
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 以下の3製品およびデバイス証明書(オプション)をラインアップしている。いずれも、ユーザー専用のヘルプデスクを提供するほか、初期設定をリコージャパンが代行する(Active Diretory連携は個別対応)。導入後の管理をリコージャパンが実施する運用代行サービスもオプションで用意している。

HENNGE IdP for RICOH
 クラウド型SSOサービスで、複数のクラウドサービスに対して、安全かつ効率的にアクセスできるようにする。価格(年額、税別)は、1ユーザー3600円。運用代行付きが4800円。

HENNGE DLP for RICOH
 送信メールを介した情報漏洩を防止するサービス。Microsoft 365やGoogle Workspaceなどのメールに対して、PPAP/メール誤送信対策など、クラウドメールサービスが標準提供していないセキュリティ機能を提供する。1ユーザー4200円。運用代行付きが4800円。

HENNGE One Basic for RICOH
 HENNGE IdPとHENNGE DLPの両サービスの機能にメール監査機能などを追加したパッケージ。1ユーザー9600円。運用代行付きが1万1160円。

HENNGE Device Certificate for RICOH(オプション)
 デバイス証明書サービス。発行した証明書をノートPC(Windows/Mac)やスマートデバイス(iOS/Android)に登録することで、証明書を保持するデバイスに限ってクラウドサービスへのアクセスを許可する。10証明書で1万8000円。

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