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NRIセキュア、「ゼロトラスト成熟度評価サービス」を開始、目標達成までのロードマップを策定

2025年3月21日(金)IT Leaders編集部

NRIセキュアテクノロジーズは2025年3月19日、セキュリティコンサルティングサービス「ゼロトラスト成熟度評価サービス」を提供開始した。企業のゼロトラストの達成度合いを評価してあるべき目標の設定と対策を検討し、目標達成に向けたロードマップを策定する。

 NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は「ゼロトラスト成熟度評価サービス」を提供開始した。企業のゼロトラストの達成度合いを評価して、あるべき目標の設定と対策を検討し、目標達成に向けたロードマップを策定する(図1)。

図1:ゼロトラスト成熟度モデルの定義(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 ゼロトラストセキュリティモデルでは、社内外のネットワーク環境における従来の「境界」の概念を拡張して、守るべき情報資産にアクセスするものはすべて信用せずに認証を行う。

 その成熟度の評価にあたっては、NRIセキュアのコンサルタントが、米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)の「ゼロトラスト成熟度モデル」を利用する。同モデルは、米国の政府機関がゼロトラストに移行する際のロードマップとして用いる指標である。

 5つの領域、「アイデンティティ(認証)」「デバイス」「ネットワーク」「アプリケーションワークロード」「データ」と、3つの機能「可視化と分析」「自動化と統合」「ガバナンス」を設定し、それぞれで企業のゼロトラストの達成度合いを評価する。その評価結果から目標を設定し、ロードマップを策定する(図2)。

図2:「ゼロトラスト成熟度評価サービス」の評価結果の例(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 その際、専門家のヒアリングによって、領域ごとに現状の対策状況を可視化する。次に、国内外のガイドラインや中期経営計画などを参照し、企業が目指すべきスコアを目標として設定する。

 「サイバー攻撃の攻撃対象領域(アタックサーフェス)が拡大を続ける中で、すでにゼロトラストを導入した企業でも、政府などのガイドラインなどを参考に、対策や計画を見直す必要性に迫られている」(NRIセキュア)

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NRIセキュアテクノロジーズ / ゼロトラスト / ITコンサルティング / 脆弱性管理 / BCP/DR

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