[新製品・サービス]
IIJ、IoTデバイスへのリモートアクセスを容易にする「デバイスリンクコンソール」を提供
2025年9月18日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2025年9月17日、IoTデバイス向けリモートアクセスゲートウェイ「デバイスリンク」の周辺ツールとして、リモートアクセス利用者の操作を容易にするWebアプリケーション「デバイスリンクコンソール」を提供開始した。個々のIoTデバイスへのリモートアクセス経路をWeb画面でオン/オフできる。
インターネットイニシアティブ(IIJ)の「デバイスリンク」は、IoTデバイスへのリモートアクセスを中継するゲートウェイサービスである。TCPのプロキシサーバーであり、SSH(Secure Shell)ログインやRDP(Remote Desktop Protocol)接続、Web画面へのHTTP接続などを仲介する(図1)。

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デバイスリンクを有効化すると、個々のIoTデバイスに接続するためのホスト名(iij.jpドメイン)と、つど変更になるポート番号を払い出す(割り当てる)。指定のホスト名とポート番号にクライアントからアクセスすることでIoTデバイスに接続できる仕組みである。送信元IPアドレスによるアクセス制御も可能である。
今回、デバイスリンクの周辺ツールとして、リモートアクセス利用者の操作を容易にするWebアプリケーション「デバイスリンクコンソール」(画面1)を追加した。個々のIoTデバイスへのリモートアクセス経路を、Web画面からオンデマンドでオン/オフできる。
また、IoTデバイス管理として、デバイスを識別するためのアイコン/タグや、よく使うデバイスを上位表示・検索する機能を備えている。

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料金(税別)は、デバイスリンクが1デバイスポート月額315円で、1デバイスポートの場合は無料となる。デバイスリンクコンソールは基本料金1契約月額1万2600円、利用料1デバイスポート月額210円。IoTアカウント連携は50アカウントで月額1万500円。