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[事例ニュース]

横浜赤レンガ倉庫でバーチャル3D店舗の集客効果を実証─三菱商事都市開発

リアル店舗とバーチャル店舗のデジタルツインを構築

2025年11月10日(月)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

三菱商事都市開発(本社:東京都千代田区)は2025年11月7日、Webサイトのバーチャル3D店舗によるリアル店舗への集客効果の実証を、横浜赤レンガ倉庫のテナント2店舗対象に開始したと発表した。バーチャル3D基盤にKDDIの「TwinCraft for Biz」を採用し、リアル店舗とバーチャル店舗のデジタルツインを構築。アクセス数、滞在時間、リアル店舗への予約数などから顧客の来店意思への影響を測る。

 三菱商事都市開発は、Webサイトのバーチャル3D店舗によるリアル店舗への集客効果の実証を、商業施設の横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)のテナント2店舗を対象に開始した。バーチャル3D基盤にKDDIの「TwinCraft for Biz」を採用し、リアル店舗とバーチャル店舗のデジタルツインを構築。アクセス数、滞在時間、リアル店舗への予約数などから顧客の来店意思への影響を測る。

画面1:バーチャル3D店舗「Re:Wharf」と「Disney HARVEST MARKET By CAFE COMPANY」のエントランス画面
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 横浜赤レンガ倉庫で人気の高い2店舗を再現した3Dバーチャル店舗を構築している。シーフード/ステーキレストラン「Re:Wharf(リワーフ)」と、カフェ/ギフトショップ「Disney HARVEST MARKET By CAFE COMPANY」である(画面1)。利用者は、実店舗のデジタルツイン、鏡像であるバーチャル店舗にアクセスすることで、実際に来店したような体験(空間、食事、景観など)が得られる。

 三菱商事都市開発は実証プロジェクトの特設ページを設けている。実証期間は、2025年11月7日~2026年3月31日で、リアル店舗で使えるサービス体験者限定のクーポンを配布する。

 同社は今後、集客型の不動産開発や、運営施設における集客ツールとしての活用も視野に、有効性の検証を進めていく。

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