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日立Sol、Salesforceで構築した顧客ポータル向けのマルウェア対策ツールを販売

2025年12月4日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズ(日立Sol)は2025年12月4日、Salesforce顧客ポータル向けセキュリティソフトウェア「WithSecure Cloud Protection for Salesforce(CPSF)」を発表した。同年12月5日から提供する。アップロードするファイルやURLに含まれる脅威を検知して防御する。開発会社は、フィンランドWithSecure(旧F-Secure)。

 日立ソリューションズが販売する「WithSecure Cloud Protection for Salesforce(CPSF)」(フィンランドWithSecure製)は、Salesforceの標準セキュリティ機能を補完するクラウドサービスである(図1)。Salesforce(Experience Cloud)で構築した顧客向けポータル画面や取引先専用画面のセキュリティを高める。

図1:Salesforce顧客ポータル向けセキュリティソフトウェア「WithSecure Cloud Protection for Salesforce」の概要(出典:日立ソリューションズ)
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 具体的には、SalesforceにアップロードしたファイルやURLに含まれる脅威をリアルタイムに検知して防御する。ファイルに対する静的なウイルススキャンのほか、サンドボックスによる実行時の振る舞い検知、AIによる脅威分析などを実施し、既知だけでなく未知のマルウェアも検出して防御する。フィッシングサイトの検出とアクセス遮断も行う。

 背景として、Salesforceの機能を使って顧客や取引先との接点となるポータル画面を構築する需要が高まっている。一方、Salesforceの標準機能ではファイル添付に対してウイルススキャンを実施せず、顧客ポータルや代理店ポータルにアップロードするファイルがリスクになる。

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日立ソリューションズ / WithSecure / マルウェア対策 / Salesforce

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