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金属熱処理加工の金属技研、AIが商談音声から情報を抽出し、Salesforceの入力作業を簡素化

2026年1月8日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

金属熱処理加工業を営む金属技研(本社:東京都中野区)は、商談会話の録音内容から必要項目をAIで自動で抽出するツールを導入し、Salesforceへの入力作業の手間を50%削減した。ベルフェイスのSalesforce自動入力ツール「bellSalesAI」を採用し、営業担当者が顧客との対話により集中できる環境を実現した。ベルフェイスが2026年1月7日に発表した。

 金属技研は、金属熱処理を基幹とした「ろう付」「HIP処理」「焼結」などの金属加工受託加工サービスを提供している。核融合機器などの構造設計・分析および製造まで、モノづくりの上流から下流まで一貫した生産体制を備えている。

 同社では「Salesforce」を活用しているが、その入力業務に時間を要することで、営業担当者が本来注力すべき顧客対応や提案活動に十分な時間を割けないという悩みがあった。加えて、営業担当者によってSalesforceへの入力件数や入力内容の粒度にバラつきが生じており、組織全体でのデータ品質の標準化が課題となっていたという。

 これらの課題を解決するため、商談会話(録音内容)から必要項目をAIで自動で抽出するベルフェイスのSalesforce自動入力ツール「bellSalesAI」(画面1)を導入した。

図1:Salesforce自動入力ツール「bellSalesAI」の利用イメージ(出典:ベルフェイス)
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 同社は、bellSalesAIが商談内容の要約だけでなく、Salesforceの各項目に必要な情報を自動抽出し直接連携できる点や、営業担当者のスキルアップにも繋げられる点などを評価。商談のフェーズや項目別に抽出された内容を基に、営業歴の浅いメンバーでも、必要な内容を確認できているかを上司が判断できるようになるためフォローしやすく、営業活動のレベルアップと組織全体での商談力の平準化を図ることができると判断した。

 bellSalesAIのAIモデルが商談会話(録音内容)から必要項目を自動で抽出し、情報の要約・構造化も行う。これにより、以下の業務プロセスを確立することができた。

  • 対面商談のデジタル化:スマートフォンアプリで商談を録音・記録
  • AIによる情報抽出:商談内容から必要な情報を自動抽出
  • 要約と構造化:商談内容を要約し、Salesforceの各項目に適した形式で構造化
  • Salesforceとの連携:抽出した情報をSalesforceへ直接連携

 導入効果について、金属技研茨城工場営業課課長の古水敦也氏は、「以前は商談後のSalesforce入力に10~15分を要していたが、bellSalesAIの導入後は入力時間が半減した。特に印象的だったのは、新入社員がAIの書き起こしを見ることで、自分が聞き逃していた重要なポイントに気づけたと話していたことだった」と話す。

 金属技研は今後、英語での商談にも対応可能なバイリンガル機能を活用し、海外の営業部門にも展開していく予定である。

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