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三井不動産RW、ローコード開発で資料請求フォームを刷新、複数物件の一括請求と基幹システム連携を自動化

顧客の入力負担軽減と営業担当者のデータ入力工数を削減

2026年2月5日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

シニア向けサービスレジデンスを運営する三井不動産レジデンシャルウェルネス(本社:東京都中央区)は、ローコード開発プラットフォームを活用してWeb資料請求フォームを刷新した。スパイラルの「SPIRAL ver.1」を導入し、顧客が複数物件の資料を一括請求できる仕組みを構築するとともに、基幹システムへのデータ連携を自動化した。スパイラルが2026年2月5日に発表した。

 三井不動産レジデンシャルウェルネスは、三井不動産グループが2017年に設立した、シニア向けサービスレジデンス「パークウェルステイト」の企画・運営を行っている。ホテルライクな住空間、24時間365日の医療・介護体制、多彩な食事・サービスを提供し、高齢者が自立して豊かに暮らせる住まいに取り組んでいる。

 現在、パークウェルステイトを関東中心に6物件展開している。入居検討者との最初の接点となる資料請求は、同社の営業活動において重要な役割を担っている。しかしながら、以前のWeb資料請求フォームでは、顧客が複数物件の資料を請求する場合、物件ごとにフォームへ入力する必要があり、顧客側の負担が課題となっていた。一度の入力で複数請求ができるよう項目を追加したものの、基幹システム(顧客管理システム)へは最初に選択した物件情報しか連携されず、営業担当者が手作業で他物件のデータを補完入力する必要があった。また、既存システムの改修にはコストと工数がかかり、トラブル時の対応窓口も不明確だったという。

 これらの課題を解決するため、同社は基幹システムのバージョン移行に合わせて資料請求フォームの刷新を決定。検討の末、スパイラルのローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」を採用した。三井不動産グループでの導入実績があり、グループのWebガイドラインに準拠している点、API連携の柔軟性やセキュリティ性の高さなどを評価したという。

図1:三井不動産レジデンシャルウェルネスが構築した資料請求フォームからのデータ連携フロー(出典:スパイラル)
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 約3カ月をかけて、6つの物件で共通利用できる資料請求フォームを構築した。顧客は興味のある物件を複数選択でき、一度の入力で一括請求が可能になった。フォームと基幹システムをAPI連携させることで、選択された物件ごとに新しいレコードが顧客データベースにリアルタイムで自動作成される仕組みとした(図1)。

 これにより、担当者の手作業によるデータ補完が不要となり、業務負荷が大幅に軽減された。急な問い合わせ増加時にも対応できる体制が整ったほか、資料請求情報はリアルタイムで各物件の担当者へ共有されるため、状況の即時把握やWeb広告の効果測定も容易になったという。顧客側にとっても入力の手間が省け、利便性が向上している。

 三井不動産レジデンシャルウェルネスは今後、安定したシステム運用と運用改善を継続し、営業基盤のさらなる強化を図っていく方針である。

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