[市場動向]
IPA、ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2008を決定
2008年10月10日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
情報処理推進機構(IPA)は2008年10月9日、54件の応募の中から選出された「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2008」の受賞ソフトウェアを、グランプリの1つを含め7製品、発表した。
情報処理推進機構(IPA)の「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2008グランプリ」を受賞したのは、ハイパーテックの「Crack Proof(クラック・プルーフ)」。Windowsアプリケーションを違法コピーや解析・改竄の行為から保護するためのソフトウェア。従来の製品とは異なり、保護対象のソフトウェアに、攻撃に対する強力な抵抗力を与えて解析・解散を阻止できるようにするというもの。
グランプリを含め「安心・安全」「産業・企業・行政」「家庭・個人」「システム・基盤」の4つの分野でそれぞれのソフトウェアが受賞した。受賞した7件のソフトウェアは以下のとおり。
安心・安全 分野
- 「Crack Proof(クラック・プルーフ)」ハイパーテック
- 「Eugrid SecureClient」Eugrid
- 「Web合成音声配信システム vds (ボイス・デリバリ・システム)」ナレッジクリエーション
産業・企業・行政 分野
- 「COMPANY Financial Management」ワークスアプリケーションズ
- 「ネットde会計」ビジネスオンライン
家庭・個人 分野
- 「音声入力メール」アドバンスト・メディア
システム・基盤 分野
- 「ユニケージ開発手法および同開発コマンドセット」ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所
授賞式と受賞者プレゼンテーションは、IPAが10月28日に都内で開催する「IPA Forum 2008」イベントにおいて行われる。
IPA Forum 2008
http://www.ipa.go.jp/event/ipaforum2008/
情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/