スターティアは12月24日、安価に企業情報システムの保護環境を提供するサービス「遠隔地バックアップ構築支援パック」の提供を12月より開始したと発表した。これは、企業で利用しているシステムやデータを遠隔地からバックアップできる環境を提供するサービスで、中小企業でも安価にシステムの保護が可能となる。
これまでは、ディザスタリカバリ(災害/障害時のシステム復旧)実現のためのバックアップ環境の整備には、データセンタを直接自社で借りて、社内と同様のシステムをデータセンタ内に構築するのが一般的で、その費用は数百万以上と高額になっていた。
しかし本サービスは、VPNルータのレンタルサービス「Digit@link (デジタリンク) マネージドゲートウェイ」とファイルサーバーホスティングサービス「セキュアSamba(サンバ)」を組み合わせることにより、月額53,340円からバックアップ環境の整備が可能になる。
「Digit@link マネージドゲートウェイ」は、スターティア社が提供するネットワーク通信機器のレンタルサービス。また、「セキュアSamba(サンバ)」は、オープンソースソフトウェア「Samba」を利用したスターティアが提供するファイルサーバーホスティングサービスのことである。
価格は、初期費用:189,000円(税込)、月額費用:53,340円(税込)から。
スターティア
http://www.startia.co.jp/