カールは2009年1月15日、Curl, Incorporated(米Curl)が米国時間1月6日に、Curlの新たなオープンソースプロジェクトとして「Curl Data Kit Data Services」(以下「CDK-DS」)をリリースしたと発表した。
「CDK-DS」は高速かつ拡張性に優れ、信頼性の高いデータ通信が求められる企業向けシステムを構築する開発者にとって理想的なライブラリ。既存のCurlアプリケーションの機能向上、より強力で拡張性のあるデータ連携ソリューションを提供したいと考えている開発者や、より強固なクライアント技術を探しているAdobeのFlex、Flashを使っている開発者を対象とする。
CDK-DSの提供により、Curl RIAプラットフォームは、RIAクライアントとサーバ間のデータをバイナリ通信で行うAdobeのAMF(Action Message Format)プロトコルが利用できることとなる。企業システム向けにバイナリアプリケーションネットワークプトロコルが選択され始めているため、今後AMFプロトコルはオープンソースのBlazeDSやAdobeのFlex LiveCycle Data Services、Zend PHPなどへの対応が予定されているという。
CDK-DSは、オープンソースのBlazeDSサーバがサポートするpublish/subscribe、サーバpush、リモートプロシージャコール (RPC)、セキュリティ、認証機能などに対応。さらに、サーバとのすべての通信を非同期で行うことで、サーバからの応答を待っている間でも通常と変わらないオペレーションができるなど、高いユーザビリティを実現する。
CDK-DSは、米Curl社のWebサイト(http://www.curl.com/developer/libraries/cdkds/index.php)からダウンロードできる。
カール
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米Curl
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プレスリリース
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