企業が収集/蓄積するデータ量は増える一方だ。必然的にITインフラの中でも、ストレージシステムへの投資額が増えていく。そんな状況を改善すべく、EMCジャパンはファイルを自動圧縮する機能を装備したストレージシステムを発表した。「EMC Celerraシリーズ」の新機種がそれで、最大50%の容量を削減できる。
ただし単純にすべてのファイルを圧縮すると、アクセスのたびに復元処理が発生するなど、システム全体の処理性能に悪影響が生じる。そこでCelerraでは90日以上アクセスがないファイルを圧縮したうえで、重複したファイルを排除する仕組みを採用した(90日は変更可能)。これらはCelerra搭載のクアッドコアXeon×2のプロセサで処理されるため、サーバーからは従来のストレージと全く同じに見える。「プロセサの使用率が95%を超えると、自動的に重複排除などの処理を抑える機能も持たせた」(EMCジャパン)。
このほかCelerraシリーズ新機種の特徴は、ファイルの保存期間を設定したり削除から保護するコンプライアンス機能、仮想化システムのブート時の性能向上に役立つSSDの搭載、など。このうち圧縮機能やコンプライアンス機能は従来のCelerraシリーズにも搭載可能だ。
新機種はNS-120(32TB)、同480(64TB)、同960(128TB)、およびゲートウェイ製品のNS-G8からなり、インタフェースはいずれもNAS(ネットワーク接続型ストレージ)、iSCSI、ファイバチャネルに対応する。最小構成モデルの価格は198万円から。
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