メッセージラボ ジャパンは2009年2月18日、Webセキュリティ対策をSaaS型で提供する新サービスを発表。3月1日から国内での提供を開始した。
「Managed Web Security Services」と呼ぶこのサービスは、企業におけるWebトラフィックを自社のデータセンターで中継。リアルタイムで精査し、検知したウィルスやスパイウェアといったマルウェアを一括遮断する。メッセージラボが独自開発した人工知能「Skeptic」に、サードパーティーによるアンチウィルスエンジンを組み合わせることで、マルウェアの検知精度を高めているという。同社はこうした技術を用いてすでに、SaaS型のメール・セキュリティ・サービスを展開済み。
新サービスでは、特定のWebサイトやファイルへのアクセスを遮断したり制限したりする、ポリシーベースのフィルタリング機能も提供する。これにより利用企業は、ユーザーが音声や動画といった容量の大きいデータファイルをダウンロードできないようにして、社内のネットワーク帯域を確保するといったことが可能になる。
このほか、利用企業は自社におけるWeb利用状況やマルウェアの検知状況を、オンデマンドで確認できる。レポート形式は、ダッシュボードやサマリーなど4種類。ただし、これらのレポートは今のところ英語で提供される。
メッセージラボ ジャパンはこのサービスにおいて、ウィルス検知率とサービス稼働率はともに100%、遅延は平均60秒以内といったSLA(サービスレベル契約)を提供していく。サービスの販売は、複数のパートナー企業が担当する。価格はパートナーが最終決定するが、「1ユーザー当たりの月額利用料は数百円程度に落ち着くだろう」(メッセージラボ ジャパン)という。
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